たくさんの人から「優しそう」と言われる。
けれど、そのせいで、暴言を吐かれたり、
痛い思いをする。
いちいち反応するのもアホらしいのだけど、
こんな時、どんな考え方、感じ方をすれば?
自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。
ご相談:「優しい雰囲気を出してるみたいですが、それがかえって痛い思いをします」
今回は、オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に寄せられたご相談にお返事します。
優しい雰囲気を出してるみたいですが、それがかえって痛い思いをします
こんにちは。いつも楽しく見させて頂いております。
私の雰囲気について、ご相談させて下さい。
私は沢山の人から優しそう、とよく言われます。
唯、人によっては何言っても良さそう、他の人には言わないような暴言を言われます。
酷い時には、そんなんだから舐められるんだ!もっと強くなれ!と言われた事もあります。
逆にそういった人達が責められたら、言い訳したり尻尾巻いて逃げていたので、「?偉そうに言ってたのに?」と衝撃を受け、頭が痛くなりました。
私も言われっぱなしは嫌なので、たまに武道派らしく言い返した事もあります。ひるむ人もいれば、予想外に痛い所をつかれたのか余計にヒートアップする人がいました。
言ってはいけない事を、ハッキリ言わないと分かんないんですか?と突っぱねたくなります。でもいちいち反応してるのもアホらしく、優しい雰囲気は私の長所でもあるし、隠したりするのも何か違う気がするし…
色々考えていたら疲れてしまいました。
こういった時、どのように考えたり、感じた方がいいのか、皆様の知恵を教えて下さい。
よろしくお願いします。
(むっくさん)
むっくさん、こんにちは。
オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。
ご相談を投稿いただいてから時間が経っておりますが、その後いかがお過ごしでしょうか?
優しい雰囲気で痛い思いをする、とのご相談、
私は、
「優しさ」そのものを「利用」されて、損したりなど痛い思いをしていらっしゃる、
というよりは、
優しそうなむっくさんの「雰囲気」があまりに素敵過ぎて、周りからのいちゃもんを呼んでいる、
という、
「嫉妬」案件かも?と考えて、お返事を書きました。
私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡
「雰囲気」そのものへのいちゃもん?それとも、「優しさ」を利用されてる感じ?
「何言っても良さそう」とか「そんなんだから舐められるんだ!もっと強くなれ!」とか、
どちらも「は?!(怒)」となりそうな案件ですね。
ここで、むっくさんにお聞きしてみたいなと思ったことがありまして。
まず、
「何言っても良さそう」⇒ 実際、好き勝手に理不尽なことを言われたりもしますか?
(そもそも「何言っても良さそう」という発言自体が、好き勝手で理不尽な発言ではありますが、)
「むっくさんは、何言っても良さそうに見えるから、こんなこともあんなことも言っちゃえ」みたいに、
相手は本当に好き勝手で理不尽なことも言ってくる感じでしょうか?
それから、
「そんなんだから舐められる」⇒ 実際、舐められていると感じる場面もありますか?
ご相談文をお読みして私が思ったのは、
優しそうな「雰囲気」そのものについてのいちゃもんは、
確かにつけられているのかなと思いました。
が、
「優しさ」を「利用」されて、何か理不尽な思いをしたり、舐められたり、とかは、
実は、あまりしていらっしゃらなかったりするのかな?
と思ったのでした。
すごく微妙な線引きかとは思うのですが、
ご自身では、どんなふうに感じていらっしゃるでしょう?
周りは「長所」に反応してる=つまり、「嫉妬」?
これが、
優しそうな雰囲気を「利用」されて、舐められて理不尽な思いをしたり損をしている気がする、
のだとすると、
そこでの対策は、例えば、
自己肯定感・自分軸を育てる、とか、自分の優しさを安売りしない、とか、
そういうことになるかと思います。
が、ご相談文から私が感じたのは、
むっくさんは、自分軸をしっかりお持ちだし、
「優しい雰囲気は私の長所」と受け取れている(自己肯定感も育っている)し、
嫌われるのが怖いなどの理由で優しさを安売りしている感じも見受けられないし、
「優しさ」そのものを「利用」されているわけでもないのかな?と。
むっくさんは、ただ普通にしていれば優しそうな雰囲気がにじみ出る方で、
もちろんそれは、ご自身もお気づきの通り素晴らしい「長所」です。
しかもむっくさんは、
ただ「優しそう」なだけでなく、
時にはびしっと本質を突いて言い返す、賢さと芯の強さもお持ちなんですよね。
とても優しそうで、同時に、実はしなやかで賢く、強い。
むっくさんの「長所」って、そんな、とてもとても魅力的なものなのではないでしょうか。
そして、
実は周りは、むっくさんが、そんなにも素敵で魅力的な「長所」を持っていること、に反応しているのかも?
つまりこれは、意外と「嫉妬」案件なのかも?
と、思ったのでした。
嫉妬の表現は、否定的になりがち。
「嫉妬」の表現というのは、
否定的で、本人をこき下ろすような形になることも多いです。
例えば、
「何言っても良さそう」は、
むっくさんの優しそうで素敵な雰囲気が、本音では羨ましい、けど「見上げる」のが悔しいので、
悪意のある表現をすることで、「落とそう」としているのかも?
と見ても良いかもしれないですし、
また、
「そんなんだから舐められるんだ!もっと強くなれ!」も、
むっくさんは特に舐められてもいないけど、「舐められてる」ということにすることで、
むっくさんの優しくしなやかで強い素敵な雰囲気を、「それじゃだめだ、自分はそれは認めない」ということにして、
自分が優位に立とうとしているのかも?
と見ても良いかもしれません。
もちろん、会話の流れによるので、解釈を全然はずしていたらごめんなさい!なんですが、
周りからの言葉は、
「なんて素敵なんだろ、自分にはそうなれないのに、
むっくさんは自然にそうなれちゃうなんて、羨ましい!悔しい!」
みたいな嫉妬が、否定的な形で出てきたものなのかも?
と思うのですね。
こんな時、どう考えたり、どう感じれば良い?
なので、ご相談は、
こういった時、どのように考えたり、感じた方がいいのか、皆様の知恵を教えて下さい。
ということでしたが、
嫉妬からの面倒ないちゃもん対策としては、
私は、こう書いてくださったところ↓、
いちいち反応してるのもアホらしく、優しい雰囲気は私の長所でもあるし、隠したりするのも何か違う気がするし…
まさにこれに尽きると思います。
いちいち反応する価値もないですし、
優しい雰囲気は、今まで通り、ごく自然にじみ出るのに任せておけばいいし、
それを隠したり、何か違う雰囲気を取り入れようとする必要も、1ミリもありません。
そして、
周りからのいちゃもんは、およそ、相手にする必要のない、「外野」の「雑音」、
と思って良いのでは?
と考えます。
その意味で、
むっくさんが「いちいち反応してるのもアホらしく」と思えている、
それが本当に大切じゃないかと思います。
「悔しい!」ではなく、「アホらしい」と感じている時点で、
むっくさんは、彼らの嫉妬と競争の土俵には乗らないでいられているんですよね。
それがまた素晴らしく、
そのあたりからも、むっくさんのしなやかで強い自分軸が垣間見られる気がしますが、
まさに、そんな感じで、「アホらしい」と一蹴しておくのが最善なのでは?
そうやって、「外野」は「外野」、にできればできるほど、
その外野の声もますます耳に入らなくなっていくのでは?
と思います。
また同時に、
自分で思っているよりずっと、周りはむっくさんの優しそうな雰囲気に魅力を見てくれているらしい、
ということを自覚し、
ご自分でも「そうか~、それは良き哉♡」と喜んでおく(ますます受け取っていく)のが、
良いのではないかと思うのでした。
とっても応援しています♡
というわけで、
きっと、とっても素敵な雰囲気を自然体でお持ちのむっくさんに、
何かしら、お役に立てていれば良いなと願っておりますが、
いかがだったでしょうか?
むっくさんが、
ご自身の長所をそのまま慈しみ楽しみながら、
ますます自信を持って心地良く過ごせますように、
心より応援しております。
良かったら、お話聞かせてくださいね!
お読みいただき、ありがとうございました♡
コバヤシアキコ
今日の一枚。
一休み。