「受け取る」ことは「与える」こと

先日の土曜日は、自分を丸ごと肯定して好きになるワークショップを開催しました。

ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

早速ご感想もいただいております、ありがとうございます♪

ご感想のご紹介を含めた開催後記は、また後日書いてみようと思います。

 

で、今日は、「受け取る」ことは「与える」こと、というお話を。

 

「与える」方は、頑張り屋さんの皆さんは大得意だと思うのです

皆さん、日々家族や職場の同僚さんたちや周りの人のために、いつも気を利かせて気を配って察して、何かをしてあげていますよね。

 

ところが、「受け取る」方はと言えば、途端に苦手になりませんか?

誰かがあなたのために何かしてくれようとしたとき、「おこがましい」とか、「もったいない」とか、「申し訳ない」とか思ってしまって、シンプルに「ありがとう、嬉しい♪」と言えないのです。

はたまた、「たまに気まぐれに親切にしようとしたって、いつもやってくれなくちゃ意味ないのよ!」なんて激しく拒否したくなる方もいらっしゃるかも。

 

「受け取る」ことへの苦手意識を持っている方は、「受け取る」ことが「奪う」ことになってしまうような怖れを持っている方も多いです。

自分が一方的に相手から搾取して、自分ばかり良い目を見ているような気分になったりするんですね。

特に、これまで「良い人」であろうとしてくる中で、人から利用されて悔しい思いをしたことがある方は、自分が相手の厚意を受け取ることも「搾取」になってしまわないかと恐れるようになる方も多いと思います。

 

ですが、ここで良いお知らせ。

今日のタイトル、「受け取る」ことは「与える」こと、なのです。

 

皆さんが誰かに何かをしてあげて、その人が心から「ありがとうー!」と喜んでくれた時、シンプルにとても嬉しくないですか?

はー、良いことしたな、今日は良い日だな、チョコ買って帰ろうかな、なんて鼻歌を歌いたくなったり、しませんか?

つまりこの時、「ありがとうー!」と受け取ってくれたこの人から、こういうシンプルな嬉しさをもらっている、んですよね。

こんな風に、「ありがとうー!」と「受け取る」ことは、それをしてくれた人にその喜びを「与える」ことでもあるのです。

 

「与える」って、自分がいつも気を遣ったり気を配ったりしなければいけない訳ではなく、「受け取る」ことでもできるんですね。

 

で。

この、「受け取る」ことは、パートナーや子供など、周りの人に素晴らしい自信も「与える」ことになります

自分はこの人の役に立てる!自分はこの人を笑顔にできる!という喜びは、「だから自分は存在していいんだ」というとても健康な自己肯定感を育んでくれるんですね。

自分はハッピーに受け取って、相手にもこんな素敵な効果があるなんて、こんなお得なことが他にあるでしょうか笑

 

「与える」ことの喜び、受け取ってもらえた時の喜びを良く知っている皆さんが、「受け取り上手」にもなってしまったら、もう無敵です♪

是非、何でもかんでも嬉しく受け取る、チャレンジしてみてください(恥ずかしくてもったいなくて何か拒否したくなって悶えつつでも良いです、それも相手には可愛く見えるだけですから☆)。

 

参考になればうれしいです。

閑話休題。

小道が楽しい☆