感情は、コントロールするのではなく、ただ「○○る」

今日のメルマガタイトルは、

「感情は、コントロールするのではなく、ただ『○○る』」

にしてみたのですが、「○○る」には何が入ると思いますか?

 

で、お聞きしておいてすぐ答えを言っちゃうのですが(笑)、「○○る」に入るのは、

感じる

です。

 

そう言われるとどんなふうに思うでしょう?

え、感じちゃったら、爆発しちゃう!周りにぶつけちゃう!それはできない!

と思いますか?

 

確かに、特にネガティブな思いだとそう思いますよね、だからこそ、日々頑張って、

怒りは感じてはいけない、とか
イラッとしてはいけない、とか

自分を厳しく律してコントロールしようとしているんですものね。

 

なんですが。

実は、感情を「感じる」ことと、「爆発する」とか「周りにぶつけること」って、別ものなのです。

感じる、というのは、文字通り「今、私は怒っている」などの自分の気持ちを「認めて」あげることです。

一方の、爆発するとかぶつけるのって、感情を「表現する」手段の一つ、なんですね。

 

つまり。

怒りなどのネガティブな感情を「感じてはいけない」、だから「コントロールしなければいけない」と思ってしまうのは、

爆発するとかぶつける以外の表現方法を知らないから

というのも結構あるのです。

 

ということは、例えば怒りを感じたとしたら、まずは

「うん。私は今怒ってる。しかもそこそこ般若入ってる。」

のように自分で認めます。

で、その次のステップとして、それを表現するときに爆発したりぶつけたりという手段を選ばずに、

「そう言われたら、悲しいな、傷つくな」みたいに言葉で伝えること

も、また別の表現の選択肢として考えられるようになってきます。

 

とはいえ、その感情が「怒り」みたいな強くネガティブな感情の場合、それを「感じて」「表現する」のは、やっぱり難しいものです。

なので練習はやっぱり要ります。

 

ただ、それを「感じないように」「コントロールする」ための努力とか練習よりも、

まずは自分で感じていることを「認めて」「いかに適切に表現するか」という努力の方が、自分も楽だし、人間関係もずっと風通しが良くなります。

そもそも感情ってコントロールできるものではないですしね。

 

というわけで。

皆さんは今まで、どんな感情をコントロールしようとしてきたでしょう?

これから、それをどうやって表現してみましょうか?

そしてそのためにも、まずは自分が感じていることをそのまま認めて、ちゃんと感じてあげましょうね♪

参考になればうれしいです。

閑話休題。

秋の風景って良いですよねぇ☆

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