「バカにされた」悔しさの向こうにある真実とは?

みなさんは、「バカにされた」と感じて、悔しい思いをしたことはありますか?

 

子供の時は、あからさまな言い方・やり方でバカにしてくる子もいますね。

また、大人になってからも、表面上はきれいに取り繕った、ただのマウンティングというコミュニケーションにイラッとされる方もいらっしゃることでしょう。

 

そのターゲットになれば、まぁだいたいは

バカにされた
下に見られた

など、惨めで悔しい思いをすることになります。

なのでそこでまた、

「こんなことで怒るなんて子供じみてる」とか
「怒りをどうやってコントロールするか(いやコントロールするものじゃない)」

なんて風に、自分の心の持ちようをどうにかしようと苦労するわけですね。

 

この怒りの感情については今までもメルマガで書いていますし、またこれからも書いてみますね!

で、今日は、怒りの感情云々とはまた別の視点を。

 

そもそも、相手はなぜこちらをバカにしてくるんでしょう?

という話です。

 

結論から言うと、相手がバカにしてくるのは、

相手がこちらに価値を見ているから

なのです。

相手がこちらに価値を見て、自分が負けている気がしてしまうので、バカにする・マウンティングという先制攻撃を仕掛けることで何とかして勝とうとしているのです。

ということは、相手がバカにしてきた時点で、実は勝負あり!なんですよね。相手の世界では、既にこちらが勝っちゃっているからこそ、バカにしてくるのです。

 

ということはつまり、

相手は、あなたが相手より劣っていることをあなたに教えるためにバカにしてくるのではありません。

相手が、自分があなたより劣っていることを認めるのが悔しいから、そんな思いをしないで済むためにバカにしてくる、のです。

 

バカにされると、自動的に自分が相手より下なんだと思ってしまいがちですよね。

でも、バカにしてきた相手の言葉をそっくりそのままの意味で受け入れる(真に受ける)必要はないのです。

だって、バカにしてきたその言葉は、事実上、相手の「敗北宣言」なんですから。

 

あの美人な人が、私に負けてると思ってマウンティングを仕掛けてくるなんて、あり得ない!って思いますよね。

あの有能な人が、私に負けてると思ってバカにしてくるなんて、あり得ない!って思いますよね。

でも、バカにしてくるということは、相手の人はあなたのどこかに何かの価値を見て、そこで負けている(あるいは自分の地位が脅かされている)と感じているのです。

 

ということは。

「バカにされた」と悔しく感じるとき、ただ悔しさにまみれるよりも、是非やりたいことがあります。

それは、

そっかー、私には、なんか知らないけどバカにされちゃうほど素敵な魅力や価値があるんだー!

と嬉しく噛みしめる、ということです。

だって、結局それが真実ですからね。

 

もちろん、そんなに簡単に視点を変えることはできないかもしれません。やっぱり悔しさは感じますしね。

でも、「実は私にはそんな魅力や価値があるらしい」ということも心の片隅に置いてみることは、自己肯定感・自己価値感的にもとてもとても意義があります。

この感覚を反芻して心に浸み込ませるほどに、バカにされてもそれが効かない、傷つかない自分になっていけますよ♪

 

参考になればうれしいです。

閑話休題。

夜の家並みがとてもきれいです。