「誰も私には気づいてくれない」という孤独、寂しさ。

あなたには、

「誰も私には気づいてくれない」

という思いはあるでしょうか?

 

こんなに世界は広いのに、私の存在に気づいてくれる人は一人もいないのか

という、強い寂しさ、孤独感。

これは、私が長いこと感じていたことです。

 

もし私がもう一人いれば、少なくともそのもう一人の私は、私自身を抱きしめてくれるのに。

でも、この冷たい底なし沼みたいな場所にいる私に気づいてくれる人はいない。

沼の底のもっと下に向かって私が落ちていっても、受けて止めてくれる人は誰もいない。

誰か一人でも私に気づいてくれる人がいたら、それだけで救われるのに。

 

そんな、胸がつぶれてしまいそうな、身体がねじ切れるような寂しさでした。

 

当時、お付き合いをしている人はいて、しかも一緒に住んでいたんですけどね(!)

でも、当時はしょっちゅう、お風呂場で気付かれないように泣いていました。

彼はリビングでテレビを見て笑っている、その時、私は一人でお風呂場で泣いている。

と、やり場のない虚しさも持て余していました。

 

こんな孤独を今抱えている方は、いらっしゃるでしょうか。

それを感じるのがあまりに辛くて、心を麻痺させたようにして過ごしていらっしゃるかもしれませんね。

それでも強くなければいけない、と自分を奮い立たせて、毎日を必死に頑張っているのかもしれません

 

孤独の沼はあまりにも大きくて深くて、それを埋めることなんか、できる気がしないんですよね。

なので、それを「ないこと」にして、見ないようにして、過ごしていらっしゃるのかもしれません。

 

もし、あなたがそんな孤独を今感じていらっしゃるとしたら。

その寂しさ、孤独も、必ず抜けていくことができる

ということを、知っていただけたらいいなと思います。

 

私も、そこにいました。そして私も、そこから抜け出してきました。

だいじょうぶ、あなたにも必ず抜けられます。

 

そして、抜けてしまうと、

「あぁ、そうね、そんな風に感じていたんだよね、そういえばね」

みたいに、記憶が薄れていきます。

(心の整理が進むと、その感覚があったことさえ思い出せなくなるのです。なので実は、私も意識して思い返しながらこの記事を書いています。)

そんな風に、あなたにもなれます。

 

寂しさ、孤独、というのは、人との繋がりや、自分との繋がりが作れなくなった状態です。

今まで生きてきたどこかで、繋がることが怖くなってしまったのかもしれません。

繋がり方が分からなくなってしまったのかもしれません。

 

でも、私たちは、いつでも、この繋がりの作り方を学び直し、作り直すことができます。

 

できるところから、繋がってみましょう。

ちょっと勇気を出して、信頼できる人に頼ってみましょう。弱音を吐いてしまいましょう(もちろん、ご縁を感じていただけましたら、私にもいつでも聞かせてくださいね)。

そして、今まで見ないことにしてきた自分の「本当の気持ち」に、もう一度目を向けてあげましょう

そうやって、少しずつ人や自分と繋がり直し、孤独の海から自分を救い出してあげましょう。

 

だいじょうぶ、今、どんなに寂しさや孤独を感じていても、それでもあなたは一人ではありません。

心から、応援しています。

閑話休題。

きらきらの夜景。

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