弱った時は、「受け取り力」を育て、「自信」をつけるチャンス。

こんにちは、頑張り屋さんの女性を自由にするカウンセラー・コーチ、コバヤシアキコ@オランダです。

 

ここしばらく、メンタルではなく身体の方がいい感じに弱りまして、

ちょっとしばらくぶりのメルマガとなりました(コロナではありません)。

 

で、だいぶ調子も戻ってきたので、今回は、その弱っている時に考えていた、

「受け取り力」と「自信」

について書いてみます。

 

まず、調子を崩すと、普段は普通にできることが途端にできなくなりますよね。

なんですが。

 

今回、私は、

家のこともおぼつかないくらいには弱っているのに、それでも頑張ってパソコンの前に座ってみて、

なんか、生産性のあることをしてる風

を演出したりしていました。

特に、パートナーが自宅勤務の日なんかね。

 

これもまた、頑張り屋さんあるあるじゃないかと思うんですよねぇ。

どんなに調子が悪くても、何となく何かしてる風にしないと「申し訳ない」感じがしたり、

結果、全然大丈夫じゃないのに「大丈夫!」と言って、無理して頑張り続けたり、

周りに頼ることもせず(できず)にいる方もたくさんいらっしゃるのでは、と思います。

 

さて。では、

調子が悪いのにパソコンの前に座って、「なんか、生産性があるっぽい風」を演出していた時、

私は何を思っていたかというと。

 

家のこともできない、何も生産性のあることもできない、そんな私でごめんなさい。

そんな私には存在価値はない。そんな私でいるわけにはいかない。

だから、何でもいいから役に立たなくちゃ。

何か少しでも価値のあることをしているように見せなくちゃ(役に立ってると思ってもらわなきゃ)。

こんな感じだったと思います。

 

実際には、こんないろんな怖れや不安で気もそぞろ、というよりは、

「何もしてない、できない、なんて、なんか居心地悪いなぁ」くらいの感覚ですけどね。

その居心地の悪さの正体が、上に書いたような感覚なのでした。

 

で、この感覚は、さらに掘り下げると、こんなことも分かってきたりします。

私は、何かしら役に立つことがなければ、そのままでは愛してもらえない(その程度の、価値も魅力も何もない自分)(に違いない)

というセルフイメージがあったりとか、

私のパートナーは、何かの役に立つ私なら愛してくれるけど、何の役にも立たない私は愛してくれない(その程度の小さな器の持ち主)(に違いない)

という、相手への不信があったりとか、ですね。

 

つまり、

今回、そこそこいい感じに調子を崩して動けず、何となく居心地の悪さを感じていた時に私の中で起こっていたのは、

「そのままで丸ごと愛されているという自信が持ち切れていない私」とか、

「パートナーの器の大きさをまだどこか信じ切っていない私」とかが

ひょっこり顔を出して、揺さぶりをかけてきていた、ということなのでした。

 

で。

そんな時、ですけれども。

そんな自分を、「まだまだだなぁ(涙)」なんて責める必要はないのですよ。

 

「完璧」を求めると、終わりのない自分責めスパイラルにはまります。

完璧に自己肯定感100%満タン!を目指すと苦しくなりがちなので、こんな時は、

「あらあら、こんな自信のない可愛い私もまだいたのね~、よしよし、いつ振りかしらね~」と、一旦受け止めます(これが「自己肯定」であり、自分の「現在地確認」です)。

 

そして、自分に聞くのです。

私は、何の役にも立たなくても、そのまま愛される存在であることを、もう一度、知ろうとしてみる?

私は、彼が、何の役にも立たない私も丸ごと愛する器のある人だって、もう一度、信頼しようとしてみる?

と。

 

そして、知ってみよう、信頼してみよう、と、選んでみるんですね。

 

これは、

私という存在は、そのままでも価値がある、という「自信」をつけるチャンス、でもあるし、

彼から、無条件に愛されていることを「受け取る力」をつけるチャンス、でもあります。

つまり、とってもとっても素敵なことが起こっている、ということなのです。

 

もちろん、

先ほどの、「知ろうとしてみる、信頼しようとしてみる」というのも、言うは易しでなかなか心が追い付かないこともたくさんあります。

「そんなこと言ったって、やっぱり『そこにいるだけで愛される』なんて、お花畑がすぎる」

「無条件に愛してくれる男性なんて、世の中にいるわけがない」

みたいな思いが出てくるかもしれません。

 

そこにはやっぱり、両親や家族との関係とか、苦い失恋の経験とか、過去のいろんな出来事が作った心の痛みがあるんですよね。

でもそれも、丁寧に整理して手放していくことで意識が変わって、自分にとって本当に幸せな選択ができるようになっていくものです。

セッションでもこういったお手伝いもたくさんしていますよ♪

 

というわけで今回は、

調子を崩していた時にひょっこりと顔を出した、

丸ごと愛されているという自信が持ち切れていなかった私や、
パートナーを信じ切ることができていなかった私

をネタにして書いてみました。

 

私も、全然「完璧」なんかじゃありません(今でこそ、ひょっこり出てきた自分に揺さぶりをかけられても、自分で立て直せるようになりましたけどね)。

日々、成長の連続だし、これは私の趣味みたいなものね、と思っています。

そうやって自分と向き合って、それを成長のタネ(とメルマガのネタ)にしつつ、

あなたのお手伝いをする糧にしていますよ♪

いつでも、お話聞かせてくださいね!

いつも応援しています。

閑話休題。

可愛い電気ミニカー。