今回のメルマガは、
「自分が好き」だと人生がうまく行く理由
というタイトルにしました。
自分が好きでなかったり、自分を認めることができないと、人生はあまりうまく行かない。
というのは、誰しも何となく感じているところだと思います。
でも、その直接の因果関係ってどんなことなのか、あまりはっきりとは分からない感じがしませんか?
今回は、感覚的には何となく分かることを、もうちょっと理屈っぽくお話してみようと思いました。
自分が嫌い、自分のことが認められない、こんな自分には価値がないと思っている。
そんな思いは、多くの頑張り屋さんがほんのりと持っている感覚だろうと思います。
だからこそ、どうにか好きになろうとして、認められるようなろうとして、価値を付けようとして、頑張る、んですよね。
ですが、自分のことが好きではない、こんな自分は嫌いだ、と思っている時、何が切ないって、
「自分が好きになれないこんな自分のことを、他の誰かとか世の中とか運命の神様とか、そういういろいろが好きになってくれるわけがない」
と知らず知らずのうちに思ってしまっているんですね(心理学では「投影」と言います)。
で、そう思っている時、誰かが自分に近寄ろうとしても、反射的に避けてしまうものです。
何かを手伝おうとしてくれても、「いえ、大丈夫です、自分でできますから」。
ランチや遊びに誘ってくれても、「んー、あんまり気が乗らないので私はいいや」。
自分が嫌っている自分自身は良いものであるはずがないので、それがバレてしまうのが怖いので人を近づけることができないんですね。
そして、知らないうちに人をどんどん遠ざけ自分を孤立させていきます。
表面的には問題なく付き合えていても、そこに何の繋がりも感じない人間関係になっていったり、人を信じられない感覚がいつもあったりします。
これは、恋愛やパートナーシップにも現れます。
異性が好意を寄せてくれても、「この人バカなのかな?私に魅力を感じるなんて」と信じることができません。
そして、自分には絶対手が届かない(ような気がする)人にあこがれて執着したりもします。あるいは自分をとてもぞんざいに扱う相手ばかりと付き合います。
自分が良いものだと思えないので好意が受け取れず、むしろ自分を傷つけることを「自分にはこんな扱いが相応しい」と感じて受け取ってしまうんですね。
それからお仕事とかお金の問題にも現れます。
理屈は同じで、自分のことが嫌いで自分を良いものだと思えていないので、例えば、より条件の良いお仕事の紹介があっても、「そんなの私にはもったいない」とか「何か裏があるのでは?」と疑ったりして受け取ることができません。
逆に、いつまでも悪いままの条件なら、得意の我慢を全力で発動して受け取れてしまったりします。
その背景にあるのは、「だって、自分にも好きになれないような存在の私には、この程度の条件が相応しいから」という感覚です。
こんな風に、自分が好きでない、自分を良いものだと思えていないと、寂しさや、損な役回りなど、欲しくもないことになぜかいつも囲まれる人生になってしまいます。
(いや、ここまでお話した通り、「なぜか」じゃなくて、「嫌いな自分に素敵なものを与えてあげることができないから」なんですが。)
自分を好きになりましょう、大切にしましょう、とみんなが言うのは、このためなんですね。
自分を好きになればなるほど、自分を良いものだと思えれば思えるほど、良いものが人生の中に流れ込んでくる(自分がそれを得ることを自分に許すことができる)ようになるのです。
せっかくの人生ですもの、幸せになりたいじゃないですか。
良い思いも楽しい思いも幸せな思いも、たくさん感じたいじゃないですか。
なので、少しずつで良いので、自分を好きになっていっちゃいましょうよ♪というお誘いなのです。
でも、こんな自分を好きになれるなんて、1ミリも思えない。
分かります。私もずっとそう思っていましたしね。
今までのメルマガでも自分を好きになる方法ということで記事を書いたことがあります。
こんなのとかですね⇒「自分嫌い」のスパイラルから抜け出す方法
あと、この記事は既に動画にもしていまして、動画はこれ⇒動画版・「自分嫌い」のスパイラルから抜け出す方法
そして今後も、手を替え品を替え、自分を好きになる方法とか自分嫌いにまつわるいろんなお話をメルマガでシェアしていきますね♪
それから、この週末のオンラインセミナーは、自分を嫌い否定し続ける習慣をふわっと止めるお手伝いになると自負しています☆
「イメージ瞑想」というセラピーの手法も体験できますよ。ご興味あれば、是非リアルタイムのセミナーでお会いしましょう♪
⇒オンラインセミナー【私自身でいることに自信を持つイメージ瞑想会】
*
閑話休題。
どこを切り取っても画になる街です。好きだなぁ。