スマホって本当に便利で、いつでもどこでも手に持っていられますよね。
すると、夜お布団にももちろん持って行って、ついだらだらとスマホの画面を見続け、そこまで興味があるわけでもないSNSやYouTubeを眺め続けて夜更かしすることも、とても簡単にできてしまいます。
何も生産的なことはないのに、なんかついやっちゃうんですよね。
で、そこで特に「あぁ、またやっちゃった…」みたいに自分を責める感覚がなければ良いのです。
「ふー!今日はちょいと、しょーもないことに時間使っちゃった☆ さ、寝よ寝よ♪」と、すっきりした気持ちで眠れれば万々歳です。
が、もしここで、「あぁ、なんかまたこんな無為な時間を過ごしてしまった…」と反省しながら眠りにつく、というのを、気がつけばしょっちゅうやってる気がする、としたら。
そんな時のお話です。
これ、なぜやってしまうかと言うと、
その日が自分的にあまり充実していなかったので、その埋め合わせをしようとしている
んですね。
私、今日、何か一つでも成し遂げたっけ?みたいな感覚があると、せめて夜寝る前のこの時間に何かしら意義を見出したい、取り戻したい、という思いが働くのです。
ただ実際には、その夜の時間も結局はだらだらと過ごしてしまうので、取り戻すこともできずに、自己嫌悪だけがほんのり残ってしまいます。
地味に心が疲れるんですよね。
では、どうやってこの地味な悪循環を抜けていけば良いでしょうか?
考え方はいろいろありますが、自分に厳しい頑張り屋さんにおすすめしたい方法をご紹介します。
それは、
「今日も一日頑張った!○○もできた、△△もできた、私すごい!」と、どんな些細なことでも昼間できたことを一つ一つ確認して自分を褒める
ということです。
昼間の時間がいまいち充実していなかったと感じるために、夜の時間を使おうとしているわけですが、自分に厳しい頑張り屋さんは、恐らく昼間の時間にもたくさんのことをやっているはずなんですよね。
ただ、自分がそれを正しく評価していないだけ、なのです。
なので、自分では本当に些細に思えるようなことでも、いちいち「私頑張ったじゃん!」と褒めまくることで、実は昼間の時間も意外と充実していたことに気づくようにします。
すると、夜に取り返さなければならないという(無意識の)感覚も少しずつ減っていきますよね。
それから、「私頑張ったじゃん!」と褒める以外に、
「○○楽しかった~♪」
「○○美味しかった~♪」
など、その時々でのポジティブな感情をしっかり感じる、じっくり味わう、というのもとても効果的です。
こういうポジティブな感情も、充実感に直結するんですよね。
「褒める」よりも簡単に感じる方も多いかもしれません。
一日の終わりに、「あぁ、夜まで何だか無為に過ごしてしまった…」と反省するのではなく、
「ん、今日もいろいろ頑張ったね!あれも美味しかったし楽しかったし!今日も良い日だ☆」と充足感を感じながら眠りにつくことは、自己肯定感にも直結します。
是非試してみてください♪
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閑話休題。
晩秋の風景。今はもう葉っぱはほとんど残っていません。