人生で一番キラキラした時代から進んでいません。~お便りへのお返事

こんにちは、オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

母への怒り、コンプレックス(容姿、能力、異性・同性)、自分が分からず自信皆無。

全てから逃げてアメリカ⇒トルコ⇒オランダを流れ歩いた、早稲田女(ワセジョ)でエリートになり損ねた元ベリーダンサーのカウンセラーがお贈りする、

「人生迷子な頑張り屋さんが、本気でわたしの人生を取り戻す」カウンセリング

先日書いた

時間が止まってしまったように感じるシリーズ(シリーズだったのか笑)、

反響をいただいています。ありがとうございます♪

⇒自分の時間がどこかで止まっているように感じるあなたへ。

⇒あなたの時間はどこで止まっていますか?

 

今回は、頂いたお便りにお返事します!

(ちょーっと長くなりましたよ!)

アキコ様

いつもメールをありがとうございます。届くと嬉しく思いながら読んでいます。

「時間が進んでいない」
の私の場合です。

人生で一番キラキラした時代から進んでいません(30歳❤️)

今でもモテると勘違い(人が苦手なのに)
若いと勘違い(美容系サプリ飲みまくり…本当は飲みたくないのに)
これから益々輝けると勘違い(すぐに疲れるのに)

鏡に映る自分に違和感…
あれ?こんなハズじゃいない…
何かの間違い?!と、老化を受け入れることが苦手です。

年相応のエレガントな女性と会うと、私もああならないと…と反省してしまいます

そんな私をそばで見ている娘が笑います。いくつだと思っているの?と。

そうなんです。

そんな自分が可愛いと勘違いしている、50歳半ばの「痛いオバさん」なんです

これも、内省する必要がありそうですね。
きっと何かから逃げようとしているのでしょうね…

はぁ…
矛盾だらけの人生に気付きました。

(Mさん)

 

Mさん、素敵な、そして悩み深きお便りをありがとうございます♡

 

先日の記事で書いた「時間が止まった」瞬間の例というのは、

挫折とか失恋とか失敗とかのような、

「過去のショックな出来事」でしたが、

Mさんがお寄せくださったように、

「過去の輝いていた時期」

から自分の時間を進めることができなくなったように感じる方もたくさんいらっしゃいます。

 

Mさんの例のようなモテ期とか、

すごく楽しかった恋愛とか、

めっちゃ波に乗って稼ぎまくってた時期とか、

ほんとにいろいろありますよね。

 

これ、その輝いていた時期が心の中で

モニュメント(記念碑)

になっているんですね。

 

すると、

「あの時は良かったな」

とその栄光を振り返り続けますから、心がそのモニュメントの時期から前に進まなくなります

つまり、時間を止めてしまうんですね。

 

で、同時に、Mさんの中には、

年齢を重ねた女性はこうあるべし

みたいな強いルールがあるのかもしれません。

社会通念とか常識という名前で私たちを強く縛るルールという面もありますね。

 

なのでMさんは、

過去の栄光(モニュメント)に囚われて、そのせいで「常識的」で「模範的」な方法で年を取ることに抵抗している自分

「痛い」と言って厳しくダメ出ししていらっしゃるのかもしれません。

うーん、なかなかに切なく苦しいですね。

 

では。

じゃぁここからどうしましょう?

というお話です。

 

まず、そもそも、

Mさんの中にある「年齢を重ねた女性はこうあるべし」って、

本当にそうあるべきなんでしょうか?

Mさんがおっしゃる「年相応のエレガントな女性」って、

女性はみんなそうならなくちゃいけないんでしょうか?

 

例えば、ジュリア・ロバーツというアメリカの女優さんがいます。

彼女は今54歳だそうですが、とても元気なエネルギーを持ったまま年を重ねていると思うのです。

そして可愛い。なんかめっちゃ楽しそう。

そして、必死に若さにすがりついている感じもない。

まぁ私の主観ですけどね。

 

で、ここでもし彼女が、

「もう私も50代だから、それなりに落ち着いた大人のエレガンスを演出しなくちゃ、いつまでも若いつもりでいたら痛いから」

とかやったら、途端に売れなくなっちゃうと思うんですよね。

そんなジュリア・ロバーツは嫌だ笑

 

彼女はただ、

「今」の自分の美しさを楽しみ、「今」の自分らしく、「今」の自分が心地良く、「今」の自分が楽しくて幸せな「あり方」に心を集中している

のじゃないかなぁ、と思うのですね。

 

で、実際、

「過去」の栄光(モニュメント)に留まっている心の時間をもう一度進め直すには、

「今」に集中する、というのがセオリーです。

 

なので、Mさんにもやっぱり、

「今のMさん」に集中してみる

ことをおすすめしたいのですね。

 

多分、今のMさんも、たくさんの方にモテてる(愛されてる)と思うんですよ。

そして、今もすっごく若々しくて元気なエネルギー満タンな方なのだと思うんですよ。

そして、今も全然輝いてるし、実際ますます輝けちゃうと思うんですよ、それだけのエネルギーもお持ちですし。

女性らしい柔らかさもありながら、元気で可愛い魅力をすごくたくさんお持ちだと思うのです。

それって、まさに「今のMさんらしさ」(の、ほんの一部)なんじゃないかなと思うのですね。

なのでむしろ、こういうことの価値をもっともっと受け取ってみたらどうかな?と思うのです。

 

で、これを、

「この年でそれは痛い」と抑えつけてしまったら、

それは売れないジュリアになってしまうと思うのですねぇ。

ただ「枯れる」ことしか自分に許せない、寂しい過ごし方になってしまうと思うのです。

 

ちなみにこれは、

「今」のMさんが、「今」のMさんの美しさやMさんらしさ(たくさんの魅力やら素敵なところ)を、「今」のMさんらしく表現すること

であって、

30歳当時のMさんに戻ったり同じことをするわけではないですよ。

念のため。

 

で、その意味で、

>きっと何かから逃げようとしているのでしょうね…

と書いてくださいましたが、

もしかすると、逃げているのは、この、

「今」のMさんが、「今」のMさんの美しさやMさんらしさ(たくさんの魅力やら素敵なところ)を、「今」のMさんらしく表現すること

なのかも、しれない、ですね?!

 

今のMさんにも、素晴らしい魅力や美しさはたーくさんあるのに、

それを見ないでおくために、過去のモニュメントや、世間一般の常識を使っているのかも、しれませんよ?!

 

(「あの頃は良かった」ということにしておけば、自動的に「今はダメ」ということにできるし、「普通はもっと年相応でなくちゃ」ということにしておけば、「そうでない私はやっぱりダメ」ということにできますのでね~)

(「今の私もじゅうぶん素敵」と認めて、魅力いっぱいな素敵な人になっちゃうの、怖いですからね~目立っちゃいますしね~出る釘になって打たれるの嫌ですもんね~だったら「こんな私はダメ」ということにしておきたいですもんね~)

魅力のワークショップで触れたの、覚えてますか~うふふ~次の開催は今月末です~←みなさんにさりげなく宣伝でした~笑)

 

で、

「今」のMさんが、「今」のMさんの美しさやMさんらしさ(たくさんの魅力やら素敵なところ)を、「今」のMさんらしく表現すること

に、ご自分でOKが出せて、楽しく表現できるようになっていくと、

「これが私」

という自信が生まれます。

そうやって自分を受け入れる余裕は、結局は「エレガントさ」としても自然ににじみ出てくると思います。

 

んで、そうなってくると、

お嬢さんも今度は手のひら返して(笑)、

「ママ、かっこいい!超素敵!憧れる!私もママみたいな大人の女性になりたい!」

って言ってくれるようになりますので、ご安心ください♪

 

「老化」「劣化」と捉えるとへこんじゃいますが、

年齢って、そこまで時間を重ねないと表現できない、とても豊かな美しさだと思っています。

なので、女性って年齢を重ねれば重ねるほど、美しく魅力的になっていくと思うんですよね。

しかも、年齢を重ねた女性の色気ってハンパないとも思います。

それは、30歳当時のMさんには到底持ち得なかったし、表現できなかったと思うのです。

今のMさんにしか、持ち得ないし、表現できないのです。

 

そんなわけで、

もっともっと、「今」のMさんの魅力や美しさやエネルギーやMさんらしさを表現していっちゃいましょう!

というのが、今日の結論でした☆

 

なんだかいつにも増して気持ちがこもって、だいぶ長くなっちゃいました!

こういう系の話題、楽しいです。改めて発見。うふふ。

Mさん、素敵な機会をいただき、ありがとうございます♡

 

いつでもお手伝いさせてくださいね♪

いつも、応援しています。

閑話休題。

さわやか!