こんな私も可愛い!が言えると人間関係が楽になっちゃう話

今回は、

こんな私も可愛い!が言えると人間関係が楽になっちゃう話

というタイトルにしました。

 

メルマガでしょっちゅう、

「頑張り屋さんは本当に可愛いヤツ!なのです」

なんていうお話をしています。

なんでも平気な振りをして自分の限界以上に頑張っちゃって、
自分の希望が何だったのかも分からなくなるほど一人で何でもかんでも抱え込んじゃって、
それでもいつも「大丈夫!」しか言わなくて、
本当は気付いてほしいのにそんなこと口が裂けても言えなくて、
何で自分はいつも一人で頑張らなくちゃいけなくなるんだろう?と思いながらも他の生き方も想像できなくて、
そんな自分がまたイヤで、何とかして自分を変えたいと思って、
色々努力するけど空回っている感じがしてまた落ち込んじゃって、

…なんかもう、こんなに健気で可愛い人、他にいる?って、思いませんか?

 

で、私がいつも「本当に可愛い人たち!」と言っているのには理由があって、

こんな風に、自分で自分を「私ったら、可愛い!」と言えるようになってほしいから、

なんですね。

 

こんな自分じゃダメなのに!こんな生き方じゃダメなのに!

という「否定」から始まる頑張りは、自分を幸せにしません。

でも、「こんな自分も可愛い、あんな自分も可愛い」と、一つずつ肯定を積み重ねることで感じられるようになる「自己肯定感」があると、無理のない幸せを感じられるようになります。

なので、「ま、こんな私も、可愛いんだけどね~☆」はとても効果のあるアファメーションでもあると思っています。

 

で、前振りが長くなりましたが、ここからが本題です笑

この、「こんな私も可愛いんだけどね」って、今まで自分が「これじゃダメ」とか「欠点」だと思ってきたことも、丸っと肯定する表現ですよね。

いろんな凸凹がある、それが私。この凸凹のそれぞれが、私のいろんな可愛い面を作ってくれている。

不器用な頑張り屋さん、というのもまた、可愛い私の一部。

イライラかりかりしちゃったりもするし、怒ったりもするし、それもまた、可愛い私の一部。

って、自分で丸ごと肯定することです。

 

これですね、できるようになればなるほど、他人の凸凹にもどんどん寛容になれていくんですね。

自分には自分の凸凹があるのと同じように、世の中の全ての人にそれぞれの可愛い凸凹がある、ということが腑に落ちてくるのです。

 

で、です。ちょっと想像してほしいのですが、

自分が「欠点」だと思っていたり隠したいと思っているようなことを、他の人から「そんなところも可愛いじゃん☆」と言われたら、一目惚れしてしまうと思いませんか?笑

んまぁ、惚れることはないとしても、相手にとても大きな安心感を感じますよね。

 

私たちってやっぱり、自分で欠点だと思っているところは他人からも否定されると心の中で決めつけているんですよね。

だからこそ必死になってそれを隠して、凸凹が一つもないまん丸の球体か何かになろうとするのですが、そうやって取り繕った自分を褒められても、「本当の姿を見てくれていない」という虚しさがいつも残ります。

でももし、自分が本当は隠したい欠点も含めて「全部まとめて可愛いよ」と言ってもらえたら、すごく安心できますよね。その時初めて、自分という存在が肯定された、と感じることができます。

 

つまり。

自分の凸凹の全てを、「こんな私も可愛い!」と言えるようになればなるほど、他人の凸凹も「人ってそういうもんだよね、可愛いもんだよね」と言えるようになり

そうやって他人の凸凹も「可愛いよ!」と言ってあげればあげるほど、その人からの自分への好感度も爆上がっていく

つまり、どんどんモテちゃう☆人間関係がどんどん楽になっちゃう☆

という訳なのです。

 

ちなみに、逆に言うと、自分の凸凹を厳しく批判して直そうとしている時、人は他人に対してもとても厳しい目を向けています。

そんな風に、厳しく「それはダメだよ、あれはダメだよ」と批判してくる人に親しみを感じる人は、あまりいませんよね。

同時に、自分が誰かを批判している時、人は無意識のうちに「相手からも同じように批判が返ってくるかも」と身構えてしまうので、自分からもその相手に気安くは近づけなくなります。

つまり、自分に厳しくすればするほど、モテなくなっちゃう、人間関係がなぜかぎくしゃくすることが多くなる、ということでもあるのです。

 

自分が自分を肯定すればするほど、自分が自分に優しくなればなるほど、世の中からもどんどんモテちゃう、愛されちゃう、人間関係の苦労が減っちゃう。

自分を肯定することって、本当に良いことずくめです。

「こんな私も可愛い!」

是非、ご自分に対してどんどん使ってみてください☆

閑話休題。

駅の自転車置き場の向こうに沈む夕日。

この自転車の数…笑