怒られてすらいないことに簡単に傷つき、激しい自己嫌悪に陥ります。

職場でのやり取りで、簡単にショックを受けてしまいました。

怒られてもいないのに、
なぜこんなにショックを受けるのか、
自分でも不思議です。

 

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

オンラインカウンセリングサイト「ココロノマルシェ」に
寄せられたご相談にお返事します。

自分でも不思議なほど心が反応してしまうのは、
心の奥に、それだけたくさんの未消化の感情が眠っているのかもしれません。

 

◆ご相談:「断られると激しい自己嫌悪に陥る」

断られると激しい自己嫌悪に陥る

こんにちは。私は42歳の既婚女性です。何度もお世話になっています。おかげさまで、だいぶ自己嫌悪や自己攻撃は手放せました。
ただ、それでも仕事でショックなことが今日、起きました。というか、簡単にショックを受けてしまいます。
私が担当するある取引先との仕事について、質問が来、質問者の方もその取引先とのccに入っていたので、「直接聞いてもらえますか?」と連絡しました。すると、やり取りに入っていたその質問者の上司の方から、「申し訳ないのだけど」という丁寧な言い方で、「ガザの祈りさんが窓口なのだから、取引先とのやり取りはお願いしまたいです。」と来たので、「承知しました。失礼しました!」と返しました。

ただそれだけのことです。ただ内心はショックを受けて動揺していました。怒りもありましたが、多分感情への蓋で、怒りを剥がすと激しい自己嫌悪だと思います。こういった質問が非常に多いので、少しでも楽をしたい、自分の仕事を減らしたいという邪な気持ちが見透かされたような、私だって大変なのに、という悲しいような気持ちです。
どうしてなのか。どうやってこの出来事をきっかけに自分と向き合っていけばよいでしょうか?
昔からダメ出しはすごく嫌いな子供でした。親には激しく怒られていたので慣れていましたが、家族以外には絶対怒られたくなく、優等生でした。でも今回みたいに怒られてすらいないことで、なんでこんなにショックを受けるんだろうなと自分でも不思議です。。思い通りにならないことが気に食わない子供じみた気持ちもあります。
どうかよろしくお願いいたします。

(ぺぽかぼちゃさん)

 

ぺぽかぼちゃさん、こんにちは。

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコと申します。

 

ぺぽかぼちゃさん、たくさん学んでいらっしゃいますね。

書いてくださったように、「怒り」はまさに「感情の蓋」なんですよね。

 

そしてその怒りの奥には、やはり書いてくださったことに付け足しながら想像するに、

  • 相手が望む対応をしなかった自分への「自己嫌悪」や、
  • 邪な気持ちが見透かされたような「後ろめたさ(罪悪感)」や、
  • 私だって大変なのに、それが分かってもらえないどころか、むしろ拒絶(批判・否定)されたことへの「悔しさ」や「悲しさ」、

などがあるのかな?と思いました。

 

では、どうやってこの出来事をきっかけにご自身と向き合っていけばよいか、

ご一緒に考えてまいりましょう。

 

私からのお返事では、

ぺぽかぼちゃさんがご両親に感じていた感情を軸に考えてみましたよ。

私のお返事はこちら↓です。お役に立てれば嬉しいです♡

 

◆ご両親に怒られていた時、何を感じていたのでしょう?

ぺぽかぼちゃさんは、ご両親に「激しく怒られていた」んですねぇ。

そして、それに慣れていたとのことなので、それが日常だったのでしょうか。

 

どんなことで怒られていたのでしょう?

怒られていた時、ご自身が何を感じていたか、覚えていますか?

 

ちょっと想像してみると、例えば、

  • 自分がやることでは、ご両親を満足させることができない「不甲斐なさ」
  • 子供らしく働かせた知恵とか立ち回りを見透かされて怒られた「恥ずかしさ、情けなさ」
  • 自分の言い分が理解されず、頭ごなし(?)に怒られることへの「理不尽さ」

のような感情は、あった感じはしますか?

 

それとも、もしかすると、

慣れっこだったし、何をどんなふうに怒られても、特に何も感じていなかった、

でしょうか?

 

◆感情のスイッチを切っていた、のかも?

ぺぽかぼちゃさんの場合は、

慣れっこだったし、何をどんなふうに怒られても、特に何も感じていなかった、

という路線の方が濃厚なのかなぁ?なんて想像をしつつ、

 

じゃ、それって具体的にどんな心の状態なんだろ?ということを考えてみます。

 

そもそも、

「慣れる」ほど「激しく怒られる」のが日常であることって、子供からすると相当しんどいことです。

ぺぽかぼちゃさんの日常は、実はだいぶしんどい状態ではなかったかと思うのです。

 

で、そんなしんどい感情をそのまま感じていては、私たちの心は持ちません。

 

そんな時、心は無意識に、

自分自身を守るために、感情のスイッチを切って(感情を麻痺させて)、何も感じないようにする、

ということをやったりします。

 

すると、自分の意識としては、

「あぁまたいつものやつか」と「慣れ」たような感覚や、

もはや何をどう怒られても特に何も感じない(だから大丈夫)、のような感覚を、

持つようになったりするんですね。

 

(これは、心の防衛反応としてごく無意識にやることなので、

スイッチを切った意識も記憶もないかとは思いますけれども。)

 

ぺぽかぼちゃさんが書いてくださったこれ↓は、

親には激しく怒られていたので慣れていました

もしかすると、そんなふうにスイッチを切った状態だったのかな?と想像したのでした。

 

そう言われると、どんな気がするでしょう?

 

とはいえ、

この路線がかすっていたとしても、もし本当に感情のスイッチを切った状態だとすると、

「そう言われればそうなのか?とも思うけど、よく分からない」、みたいな感じになるかもしれませんが、

もうちょっと、お話させてくださいね。

 

◆実際には、心は「限界」だったのかも?

上で、

感情のスイッチを切って何も感じないようにすることで、

「あぁまたいつものやつか」と「慣れ」たような感覚や、

もはや何をどう怒られても特に何も感じない(だから大丈夫)、のような感覚を持つようになったりする、

と書きました。

 

ここで大事なことは、

スイッチを切って感じないようにしているので、意識では「大丈夫」だと思っているのだけど、

実際には、心の中にはしんどい思いがたくさん溜まっている、

ということです。

 

でも、大好きなお父さんお母さんから離れる(愛することを止める)選択肢は、子供にはありませんので、

どんなに怒られてどんなにしんどくても、お父さんとお母さんの近くにい続け(愛し続け)、

そのしんどい思いを、たくさん、どころか、ぎりぎり限界まで溜めこんで、日々をしのいでいるのです。

 

(でも、繰り返しになりますが、意識の上では「慣れてるし大丈夫」と思っているので、

ぎりぎり限界のところでしのいでいるなんて気は全然しないのですけれども。)

 

◆なぜ、ダメ出しがすごく嫌いだったのか?

で、ぺぽかぼちゃさんが、なぜダメ出しがすごく嫌いだったのかを考えると、

そうやって、

お父さんやお母さんに激しく怒られる日常で、いつもぎりぎり限界のところでしのいでいる時、

そこに加えて他人からもダメ出しされたり怒られるなんて、とてもじゃないけど耐えられない、

のではないでしょうか。

 

だからこそ、ぺぽかぼちゃさんは、

昔からダメ出しはすごく嫌いな子供

で、

家族以外には絶対怒られたくなく、優等生

だったのではないでしょうか。

 

何をどうやったってダメ出しされたり怒られるから、もう我慢する(慣れる)しかない相手だったご両親とは異なり、

他人からのダメ出しは、自分ができるだけ優等生であれば、最小限に止めることができたでしょう。

ぺぽかぼちゃさんは、そうやって子供時代を生き延びていらっしゃったのではないでしょうか。

 

(「生き延びる」なんて言葉は、とても大げさに感じると思うのですが、

心の状態はまさにそんな感じだったのではないかなぁ、と想像します。)

 

◆今も、当時の感情が未消化のまま残っているのかも?

そしてここでようやく、ご相談文に書いてくださったここ↓です。

今回みたいに怒られてすらいないことで、なんでこんなにショックを受けるんだろう

 

今回のできごとは、子供の頃にご両親から怒られていた時のような激しい口調でも何でもなく、

上司さんはむしろていねいな言い方で伝えてくださったわけですが、

それでも、ぺぽかぼちゃさんの心はとても強く反応したんですよね。

 

それは、上で書いた、

「そこに加えて他人からもダメ出しされたり怒られるなんて、とてもじゃないけど耐えられない、」

という、子供の頃からずっとお持ちの感覚が反応したのではないかなぁ、と想像します。

 

さらにここで、「とてもじゃないけど耐えられない」という感覚を深読みしてみると。

 

両親からいつも激しく怒られている子供は、

こんなに怒られるダメな子な自分は、両親に愛されていないのでは、

という怖れを心の奥(無意識)に持ったりします。

 

(そしてそれが、

「愛されない自分は、ダメな自分、価値のない存在」みたいな強い自己嫌悪や無価値感に繋がったりもします。)

 

そんな怖れがある時に、たとえていねいな口調ではあっても、他人からのダメ出しを受けると、

「そうだよ、あなたはこんなダメなことをやっちゃうダメな子なんだよ(だから愛されていないんだよ)」

みたいに、自分の怖れに太鼓判を押されたような、とどめを刺されたような気分になったりするんですね。

 

それはやはり耐えがたく感じるのではないかと思うのです。

 

そんな心の反応が、今回のできごとへの「ショック」として感じられたのではないかなぁ、

と想像するのですね。

 

つまり、

今回のできごとでぺぽかぼちゃさんが感じたのは、

子供の頃、ご両親に激しく怒られていた時に感じていたさまざまな感情なのかも?

それが、未消化のまま今も残っていて、今回のできごとで刺激されたのかも?

そして、未消化の感情がそれだけたくさんあるからこそ、「簡単にショックを受ける」のかも?

しれません。

 

そして、それら子供の頃の感情というのが、もしかすると、上で書いたような、

  • 自分がやることでは、ご両親を満足させることができない「不甲斐なさ」
  • 子供らしく働かせた知恵とか立ち回りを見透かされて怒られた「恥ずかしさ、情けなさ」
  • 自分の言い分が理解されず、頭ごなし(?)に怒られることへの「理不尽さ」

であり(これらは、自己嫌悪や無価値感とも繋がっており)、

 

そしてこれらは、今回の職場のできごとで感じたかもしれない、

  • 相手が望む対応をしなかった自分への「自己嫌悪」や、
  • 邪な気持ちが見透かされたような「後ろめたさ(罪悪感)」や、
  • 私だって大変なのに、それが分かってもらえないどころか、むしろ拒絶(批判・否定)されたことへの「悔しさ」や「悲しさ」、

などの感情とも重なるのかもしれないなぁ、

と、想像したのでした。

 

(「・」の感情は、それぞれを対応させて書いています。)

 

◆当時のご自身(感情)と対話する(向き合う)。

すごくたくさん想像を重ねながらお話してきましたが、

ここまで読んでいただいて、どこかかすりそうなところはあったでしょうか?

 

上でも書きましたが、

感情のスイッチを切っているとすると、

やはり、「そう言われればそうなのか?とも思うけど、よく分からない」、みたいな感じになっているかもしれないなぁ、

と思いつつ、

 

この路線で考えた時に、今のぺぽかぼちゃさんが向き合うと良いのでは?

と思うことをお話してみます。

 

それは、

ご両親に激しく怒られていた、子供の頃のご自身(当時の感情)

です。

 

具体的なやり方としては、

当時のご自身を目の前に想像しながら、彼女と対話してみるイメージですね。

 

彼女がご両親に対して、本当は言いたかったこと、知ってほしかったこと、感じていたことを、

今の大人のぺぽかぼちゃさんが、受け止め、理解してあげるのです。

 

当時の感情を紙に書き出してみるのもよくおすすめする方法ですが、

感情のスイッチを切っている状態だと、ほとんど何も出てこないかもしれません。

 

一方、こんなふうに、相手(当時の自分)と対話する形をとると、

(ゆっくり時間を取る必要はやはりあっても、)少しは出てきやすいのではないかな?

 

そして、それができればできるほど、

また同じようなできごとがあっても、ショックを受けにくいご自身になっていけるのではないかな?

 

しかも、これは同時に、自分が自分の味方になる作業でもあるので、

冒頭で触れてくださった自己嫌悪や自己攻撃も、さらに手放せるようになるのではないかな?

と思うのです。

 

ちなみにこれは、

私もイメージワークとしてセッションでもよくご提供している、得意分野でもあります。

 

特に最初は、どうやって「対話」するのかもよく分からなかったりするので、

まずはセッションで感覚を掴んでいただき(セッションでも何回かに渡って取り組むこともよくあります)、

その後で、ご自分で取り組んでみる、というのも、

いろんな方に効率的に効果を感じていただいている方法でもあります。

 

よかったら、ご検討いただけたら良いな、と思います♡

 

◆とっても応援しています♡

職場でのショックなできごとを、「ムカつく!」で済ませずに、

ご自身にフィードバックして前に進もうとしていらっしゃるのは、

とても素敵で成熟したあり方ですよね。

 

そんな成熟した心をお持ちのぺぽかぼちゃさんが、

さらにご自身への理解を深め、ご自身の味方になり、より生きやすく軽やかな日常を作っていかれますよう、

心より応援しております。

 

お手伝いできることもたくさんあるので、

良かったら、お話聞かせてくださいね!

 

お読みいただき、ありがとうございました♡

コバヤシアキコ

 

◆今日の一枚。

(インスタグラムより)

ロマンチック。

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