感情は、「コントロール」しようとするよりも、ただ「認める」。

自分迷子な大人女子さんに、「わたし」を生きる最高のよろこびを。

 

オランダ在住カウンセラー、コバヤシアキコです。

 

今日は、

感情は、「コントロール」しようとするよりも、ただ「認める」。

というお話をしようと思います。

 

(ちなみに、感情の取り扱いについてはほかにもいくつか書いています。

よかったらこんなところもぜひ↓

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というわけで、本題です。

 

「感情」というやつは、

下手するとすっかり振り回されて疲弊したり、

自分の手にも負えずに周りにぶつけてしまって、後から自己嫌悪に苦しんだり、

自分の感情のはずなのに、取り扱いがどうも良く分からない、という方もいらっしゃるかと思います。

 

なので、

振り回されることがないように、周りにぶつけてしまうことがないように、

「怒り」とか「嫉妬」みたいな、「感じてはいけない感情」は、感じない。

感じても、すぐに打ち消す。

みたいにして、何とかして「コントロール」しようと、精神鍛錬に励む方もいらっしゃいます。

 

なんですが。

残念なお知らせが、あります。

感情は、「コントロール」することは、できないのです。

 

感じてはいけない感情は、感じない、ということに頭で決めても、心は勝手に何かしらの感情を感じてしまいます。

感じてしまった感情を、頭で考えて「悪い感情だから打ち消そう」としても、心が従順にその感情を消してくれることはありません。

感情は、意志の力でどうこうすることは、できないのです。

 

そんなことを聞くと、

じゃ、いつまでも振り回されっぱなしだし、またうっかり周りにもぶつけちゃうかもしれないじゃん!

と思われるかもしれません。

 

でも、実はそんなこともないんですね。

「コントロール」はしなくても、感情と上手に「付き合う」ことはできるのです。

そして、この「感情と上手に付き合う」ことのためにとても大切なのが、今日の記事のタイトルにもした、

感情をそのまま「認める」

ということなのですね。

 

例えば、ちょっと唐突ですが、コップに水が入っているとします。

その時、「水なんか入っていてはいけないのに!」と否定しても、コップに水が入っているという「事実」はなくなりませんよね。

でも、「コップに水が入っているな」とその事実を認めれば、

その水をどうしようか、と、対応も考えることができるようになります。

 

感情を認めるのも、これと同じなんですね。

「怒り」でも「嫉妬」でも「悲しさ」でも「寂しさ」でも、出てきた感情は、どんなに頭で考えて否定しても、なくなりません。

なので、

「私は、その感情を感じているな」(私のコップの中には○○という感情があるな)

という風に、その事実をまずは認めるのですね。

 

実は、

そうやって認めるだけで、ろうそくの灯がぱっと消えるように、その感情がふわっとなくなることも良くあります

すっきりしてしまうんですね。

それくらい、感情というのは、まずはきちんと気づいて認めてあげるのが大切なのです。

 

また、そうやって気づいて認めることができると、さらにそこから、

なぜ、ここまで大きな怒りになるんだろう?
なぜ、そんなにも悲しく感じるんだろう?
なぜ、私の心はこの出来事にこんなにも強く反応するんだろう?

といったところも深めることができます。

ここを解明できると、

毎回同じように怒りを感じたり悲しさを感じたり、ということがなくなっていくんですね。

 

ちなみに、恐らく、傍目に「感情をコントロールできている」ように見える人というのは、

こうやって自分の感情を一つ一つ認め、「なぜ私はこんな風に感じるんだろう?」というところを逐一深めてきて、

自分の心を良く良く知っている人なのだろうと思うんですね。

「コントロール」しているのではなく、自分の感情を「知って」いて、丁寧に「付き合って」あげているのです。

 

というわけで、

まずは、「認める」というところから、始めてみましょうか。

 

その際、ちょっと使えるテクニックとしては、先ほどの「コップに入った水」のイメージを使うのも良いですよ。

「この悲しさは、コップ7割くらいかな」

のように、自分の感情を第三者の目線で観察するんですね。

そうやって、

「こんなことで悲しく感じるなんてバカげてる」みたいな「否定」も「判断」もせずに淡々と観察する、

そのあり方が、「認める」ということになります。

 

すると例えば、

「この怒りは、もうほとんどコップに一杯いっぱいで、もうちょっとで溢れちゃうな」

なんてことを観察して認められれば、

ひとまずその場を離れてトイレにこもって深呼吸する、なんていう緊急対応もできるようになってきます。

あるいは、「その言い方は、私は〇〇のように感じて傷つくし悲しいな」と、自分の気持ちをコミュニケーションできるようになるかもしれません。

そうやって、自分の感情を尊重し、上手に付き合えるようになっていくんですね。

 

これは、できるようになればなるほど、地に足がついた自信となって感じられるようにもなっていきます。

なので、是非トライしてみていただきたいなぁと思っています。

 

ただ、

今回のお話も含め、感情/心との付き合い方というのは、練習が要るものです。

よく例としてお話しするのですが、今まで右手でお箸を持っていたのを、左手でやろうとしてもすぐにはできませんよね。

心の取り扱い、心との付き合い方も、それと同じです。

なので、少しずつ、練習しながら身に着けていくものだと思ってみてくださいね。

 

そして、

そういったことを、自分一人で練習するよりずっと早く効率的にできるようお手伝いするのが、セッションでもあります。

自分では、それがどんな感情なのか理解するところにも時間がかかるところを、的確に見極め(そこにあるごちゃっとした感情を一つ一つ正しく認め)、

心が必要以上に反応してしまう原因を取り除く作業を通じて、

自分の感情/心をコントロールしようと足掻くのではなく、より上手に理解し、より上手に付き合えるようになっていく

そのお手伝いをしていますよ♪

 

良かったら、お話聞かせてくださいね!

いつも、応援しています。

閑話休題。

王宮の広場にあるクリスマスツリー。

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